啓明館 - 神奈川県・横浜市の中学受験専科塾

啓明館事業部長 渋田先生日記

2021年9月11日

テンポラリー

14歳の子を持つ親たちへ(内田樹・名越康文著/新潮社)を再読しました。合格判定模試の返却時などの参考に。

 

□子どもがグーッと一つのことにのめり込んでいる時に、つい邪魔をする大人が多い。意識をせずとも、いつの間にか邪魔をしている。親の焦りが原因ではないか?こうしようああしようという風に接したり矯正しようとするのは、無理があると考える。子どもの世界には侵食しないように心掛けるべきである。親子で対等の関係はない。先手を取るのは何時だって親の側。

 

□子どもは結局、叱られた時に親の言葉なんて聞いてはいない。叱られる体験というのは、とにかく圧倒されてしまうという形で存在する。「叱り方」っていうとき、みんな言葉のロジックとか、子どもの説得の仕方を言うんだけど、ロジックなんて子どもは聞いていない。

 

□お母さんたちがずうっと不機嫌な声で「何やってるのよ」みたいな感じで文句を言い続けていると、子どもって「お母さんというのは不機嫌な声で喋るもんだ」と納得してしまう。本来なら、すごく優しい人が、何とか優しく接しよう、接しようとして、どこかで優しく接しきれなくなって、一瞬破綻するところが「叱る」という経験になるはず。

 

そして、大切なものは「下のもの」。中学入試は、家族が同じ目標に向かって喜怒哀楽を全部含めて前にすすむ、貴重な(短い)時間。

 

□親子関係は、期間限定のテンポラリーなもの。親と子が関わる時期が本当に短いという認識を。

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